すべての音を拾ってしまうから騒がしい場所に行けない子、、。
光の見え方が違う子、、。
触られると痛いと感じてしまう子、、。
水の感覚がぬめっとするからお風呂に入れない子、、。
おいしいはずの食べ物が銀紙みたいな感触がしてしまう子、、。
自閉スぺクラムの子どもたちには、感覚過敏という症状があります。
脳の一部の機能障害によって、同じ場所にいながら、違う風に世界を知覚してしまう子どもたち。
それによって、騒がしい場所に行くことができないから教室に入ることのできない子、
味覚が違うから、何種類かの食べ物以外を口に入れることができずに栄養失調になってしまう子たちがいます。
その子が生きていく上で、また育児をするお母さんたちには、様々な困難が生じます。
でも何より、困っていることは、「ワガママ」と捉えられてしまうこと。
症状を訴える子どもたちが怒られたり、
配慮しているお母さんが責められたり、、、。
その「イヤイヤ」の原因はなんなのか、周りが理解してあげられたら、配慮できることかもしれません。
今回さがすたいるでは、自閉スペクトラムの子どもたちの感じている世界を疑似体験できるイベントを開催されます。
子どもたちが生きている同じ学校に、障害を抱えている友人がいるのだから、
子どもたちにも体験してほしいな、、と思います。
もし、小さい頃から、隣人のことが理解できたら、子どもたち自身が自閉スペクトラムの友人のために声をかけたり、
考えて行動したりできるのではないでしょうか。
また自閉スペクトラムの子どもをお持ちの保護者さまにもお子さんの感じている世界を体験できる機会になるのではと思います。
ぜひ、足を運ばれて一緒に体験し、語り合ってみましょう。
アサヒ薬局からも、大野さんがトークと音楽で参加されます。
一緒に育ちあう社会を作る、むくむく膨らむ気持ちを育ててゆきましょう。
ちなみに『ソア』のライター、鈴木さんがナビゲーターです。
彼がべてるの家に訪問した時の記事、
ほろりと泣き笑いしてしまいました。
いい記事を書かれます。
そちらも覗かれてから参加してみるのもお勧めです。